ポンド買いとともに円買い圧力も、欧州株が下げ幅を拡大=ロンドン為替
ポンド買いとともに円買い圧力も、欧州株が下げ幅を拡大=ロンドン為替
ロンドン序盤はポンド買いの動きが広がっているが、それとともに円買いの動きも広がってきている。欧州株が下げ幅を拡大しており、英FT指数は1.2%安、独仏株価指数は約1%安となっている。英国とEUとの通商交渉は継続しているが、なかなか明確な合意は得られないまま。EU首席交渉官が、合意には手が届きそうだ、最後の日まで妥協点を探る、との前向きな発言でポンドは買われたが、現時点での具体的な進展状況は闇の中につつまれており、株式市場は合意なき離脱リスクを警戒しているようだ。
ドル円は一時104.88レベルと、9月23日以来のドル安・円高水準となった。ユーロ円は124.80近辺から124.36レベルまで下落し、本日の安値を更新。豪ドル円は74.60近辺まで買われたあとは、売りに転じており、安値を74.22レベルまで広げた。ポンド円は136円台後半から137.20近辺まで急伸した後は、再び137円台を割り込んでいる。
USD/JPY 104.93 EUR/JPY 124.43 GBP/JPY 136.94 AUD/JPY 74.32
執筆者 : MINKABU PRESS
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