アジア株 上海株は大幅高 バイデン優勢で米中関係改善との見方、中国景気対策への期待も
アジア株 上海株は大幅高 バイデン優勢で米中関係改善との見方、中国景気対策への期待も
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 24619.15(+500.02 +2.07%)
中国上海総合指数 3346.26(+74.19 +2.27%)
台湾加権指数 12921.11(+33.92 +0.26%)
韓国総合株価指数 2399.17(+7.21 +0.30%)
豪ASX200指数 6126.48(+24.03 +0.31%)
インドSENSEX30種 40741.09(+231.60 +0.57%)
アジア株は総じて上昇。
上海株は大幅続伸、約3週間ぶり高値をつけている。米大統領選でバイデン氏が優勢との見方から、米中関係が改善するとの期待が高まっているほか、中国習近平国家主席が今週、深セン市を訪問し演説する予定となっていることから、一段の景気対策案を打ち出すとの期待も出ているもよう。
中国人民銀行は10日、市中銀行に一部の為替フォワード取引で義務付ける準備金要件を現行の20%からゼロに引き下げると発表した。人民元高抑制措置を受け、週明け12日の人民元は対ドルで大幅安となっているが、中国株式市場への影響は特に見られない。
香港株は上海株高を受け上げ幅を拡大。台湾や韓国は小動き、新規材料に乏しく方向感に欠ける。
豪州市場ではエネルギー関連が総じて下落している。ハリケーン「デルタ」が通過後、メキシコ湾岸の石油施設の稼働が再開したことを受け、NY原油価格が時間外で下落している。一時、1バレル=40ドル台を割り込む場面も見られた。
インド株は続伸、今年2月以来の高値をつけている。さきほど最大都市ムンバイで多くの地域が停電しているとの報道が伝わったが、インド金融市場への影響は今のとこ見られない。人口2000万人の金融都市ムンバイにはインド証券取引所やインド準備銀行がある。

執筆者 : MINKABU PRESS
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