アジア株 ティックトック巡り米中対立激化も中国高官の発言が支えに「米中第1段階合意を真剣に履行」
アジア株 ティックトック巡り米中対立激化も中国高官の発言が支えに「米中第1段階合意を真剣に履行」
東京時間14:04現在
香港ハンセン指数 24348.89(-376.74 -1.52%)
中国上海総合指数 3251.47(-32.46 -0.99%)
台湾加権指数 12869.23(-107.53 -0.83%)
韓国総合株価指数 2401.96(-33.96 -1.39%)
豪ASX200指数 5888.80(-67.33 -1.13%)
インドSENSEX30種 39168.29(-134.56 -0.34%)
アジア株は全面安、ティックトック巡り米中対立が一段と激化。
トランプ米大統領は、オラクルのTikTok米事業の提携案について、中国側が支配権を持つことは好ましくないとして「不満だ。何があっても署名はしない」と述べている。トランプ氏発言を受け、米ハイテク関連に売りが集中、ナスダックを中心に米株先物が急落している。14時時点でダウ先物は290ドル安に。また、米司法省が中国のハッカー集団5人を起訴したと発表したことも懸念されている。司法省副長官は会見で、中国政府は外国へのサイバー攻撃を容認していると非難し、今回起訴した中国ハッカー集団と中国政府との関連について調査すると述べた。
ただ、中国商務省次官が米国との貿易協議第1段階合意を「真剣に履行している」と述べていることから、過度な警戒感は広まっていないもよう。また、中国首相が同国の経済は回復しており、中国経済はプラス成長を遂げる見通しだと述べたことも支えとなっている。
インドで17日、新型コロナウイルス新規感染者9万7894人が確認された。1日として世界最多を更新し、累計511万人になった。インドでは連日9万人規模で感染者が増加、感染拡大が鈍化する兆しは全く見られない。
執筆者 : MINKABU PRESS
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