アジア株 米株先物の上げや中国指標を好感した買い続く 米中対立への警戒感は残る
アジア株 米株先物の上げや中国指標を好感した買い続く 米中対立への警戒感は残る
東京時間14:11現在
香港ハンセン指数 24755.46(+115.18 +0.47%)
中国上海総合指数 3288.07(+9.26 +0.28%)
台湾加権指数 12850.37(+62.55 +0.49%)
韓国総合株価指数 2440.60(+12.69 +0.52%)
豪ASX200指数 5892.00(-7.52 -0.13%)
インドSENSEX30種 38893.21(+136.58 +0.35%)
アジア株は豪州を除いて上昇、米株先物の上げや中国指標を好感しているもよう。ワクチン開発期待から米株価指数は時間外でも上昇している。14時時点でダウ先物は80ドル高に。きょう発表された中国8月の鉱工業生産・小売売上高ともに市場予想を上回る好結果となったことも好感されている。ただ、米中対立激化への警戒感は残っている。先週末、中国外務省は中国に駐在する米外交官に対し報復措置を取ると発表。14日には、米税関国境警備局が中国からのアパレル・コットン・コンピューター部品の一部輸入を禁止すると発表した。本日15日は、トランプ米政権によるファーウェイに対する半導体輸出規制が適用される予定となっている。
豪州株は小幅安、NY原油価格が軟調なことからエネルギー関連が下落している。
15日のビクトリア州の新規感染者数は42人と過去3ヵ月で最低水準となり、新規死者数は7月13日以来となるゼロになった。同州のアンドリュース首相は会見を開き、同州での新型コロナ感染者数の伸びが鈍化していることを受け、今週から新型コロナ規制を緩和すると発表した。集まれる人数を10人までに増やしたほか、屋外でのカフェやレストラン、バーの営業が再開される。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。