アジア株 上海株は反発も上値重い、米中対立激化を懸念
東京時間11:10現在
香港ハンセン指数 24850.95(+145.62 +0.59%)
中国上海総合指数 3209.00(+11.80 +0.34%)
台湾加権指数 12632.83(+328.79 +2.67%)
韓国総合株価指数 2227.76(+27.32 +1.24%)
豪ASX200指数 6039.00(+15.00 +0.23%)
アジア株は反発、値ごろ感による買い戻しが優勢。
先週末、米政府がテキサス州ヒューストンにある中国総領事館の閉鎖を命じたことを受け、中国側は対抗措置を取ると表明。四川省成都にある米総領事館の閉鎖を命じた。米中関係が一段と悪化する恐れがあるとの懸念から、先週末のアジア株は全面安、上海株は急落し4%近く下げて取引を終えた。
上海株は0.34%高、反発して始まるも上値が重い。米中対立懸念から後場にかけてマイナスに転じる可能性も。
香港株は0.59%高、きょう始まった香港版ナスダックと呼ばれる「ハンセンテック指数」への期待が高まっているもよう。
台湾株は大幅高。TSMCが9%超急騰、上場来高値をつけている。来年に向けて、米インテルから6ナノ半導体18万枚を受注するとの一部報道が材料視されている。
豪州株は小幅高、同国での新型コロナウイルス感染「第2波」が懸念されており、上値の重い展開。
27日、ビクトリア州で新規感染者532人が確認された、1日としては過去最多となる。同州では今月初めにロックダウンを導入したたものの、感染は拡大し続けており、当局者はロックダウンが長期化する可能性があると述べた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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