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【これからの見通し】リスク選好の流れ継続、米雇用統計と週末調整こなすか

為替 

【これからの見通し】リスク選好の流れ継続、米雇用統計と週末調整こなすか

 今週の為替市場は、円安・ドル安の流れが継続している。各国経済再開の動きで今後の景気回復が期待されるなか、世界的に株式市場が堅調に推移している。米国でのデモ・暴動や制限解除にともなう2次感染リスクなどが指摘されているが、市場では期待感のほうか勝っているようだ。

 昨日のECB理事会では、資産購入規模が6000億ユーロ増額され、事前予想以上の追加策が打ち出された。ユーロドルやユーロ円が一気に買い進まれた。また、ドル円は今週に入ってから108円台、109円台と大台替りとなっており、5月までの107円台を中心とした膠着相場を上方向に抜け出している。

 きょうは米雇用統計が発表される。5月失業率は19%程度に上昇する見込み。前回4月の14.7%から一段と状況は悪化することが予想されている。非農業部門雇用者数は750万人減と見込まれている。前回4月の2053.7万人減という衝撃的な数字からはややペースが落ち着くものの、依然として雇用者数が減少するという異例の事態には変わりない。デモ騒動で安心してビジネスを進められないことも、今後の動向に不透明感を広げる。

 カナダでも5月雇用統計が発表される。失業率は15.0%と前回4月の13.0%から一段と悪化する予想になっている。雇用者数は50万人減と予想されており、前回4月の199.38万人減ほどではないものの、引き続き厳しい数字となる見込み。カナダではその他に、Ivey購買担当者景況感指数(5月)も発表される。

 米加雇用統計発表に対する反応が一巡したあとは、週末調整の動きも想定される。今週はリスク選好の動きが続いてきており、目立った調整は入っていない。株式市場は3月以来の高値をつける指数が多く、コロナ相場の解消の動きがみられている。ただ、急ピッチの相場回復に過熱懸念も聞かれだした。このまま来週に向けてムードを維持できるのかどうかが注目されよう。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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