3Mが決算冴えず下落 全世界で1500人の人員削減を発表=ダウ採用銘柄
3Mが下落しておりダウ平均を圧迫。10-12月期決算を発表しており、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益が予想を下回った。また、2020年通期の利益見通しも予想を下回っている。
貿易問題の拡大や中国の逆風、自動車および電子機器市場での需要低迷により、同社は課題に直面している。今月から開始されている新運営体制の一環として、全世界で1500人の人員削減を発表した。ローマンCEOは声明で、「弊社は最終的に回復できる位置にある」と述べている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.95ドル(予想:2.10ドル)
・売上高:81.1億ドル(予想:81.1億ドル)
工業部門:28.1億ドル
ヘルスケア部門:21.4億ドル(予想:21.5億ドル)
・営業利益:13.3億ドル(予想:16.8億ドル)
・営業利益率:16.3%
(通期見通し)
・1株利益(調整後):9.30~9.75ドル(予想:9.60ドル)
(NY時間09:35)
3M 169.03(-6.60 -3.70%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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