アジア株は上昇、中国PMIが7カ月ぶりに50上回る 一部では底打ちとの見方も
アジア株は上昇、中国PMIが7カ月ぶりに50上回る 一部では底打ちとの見方も
東京時間11:04現在
香港ハンセン指数 26505.97(+159.48 +0.59%)
中国上海総合指数 2888.72(+13.15 +0.51%)
台湾加権指数 11509.33(+19.76 +0.17%)
韓国総合株価指数 2093.21(+5.25 +0.25%)
豪ASX200指数 6880.70(+34.70 +0.51%)
アジア株は総じて上昇、先週末に発表された中国PMIを好感しているもよう。
先月30日に発表された中国11月の製造業PMIは50.2と前回の49.3から上昇、7カ月ぶりに好不況の判断基準である50を上回った。海外でのクリスマス商戦受注が好調だったもよう。非製造業PMIも54.4と前回の52.8から上昇した。一部では中国経済はいったん底打ちしたとの見方が出ている。
一方で、米国の香港人権法案成立を受けて、米中関係悪化懸念は依然としてくすぶっている。中国環球時報によると、米中第1段階合意の一環として、中国側は関税引き下げを求めているもよう。米国は今月15日に対中追加関税を発動する予定となっている。
香港では1日、再び大規模デモが行われ、約38万人が参加したもよう。中国当局は抗議活動に関与したとして、台湾籍とベリーズ人の二人を逮捕した。米中貿易摩擦に加え、香港デモ激化を受けて、マカオのカジノ収入は11月に8.5%減少した。年間ベースでは3年ぶりのマイナスとなる可能性が高まってきている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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