FF金利は落ち着く 政策金利の誘導目標に低下=NY為替
NY時間の昼になってドル円は108円ちょうど付近での推移となっている。前日のFOMC通過で材料出尽くし感から利益確定売りが出て東京時間には107.80円付近まで下落していた。ただ、下値も限定的で108円台に再び戻しており、リバウンド相場の流れは堅持しているものと見られる。
今週は短期金融市場でドルの翌日物金利が急騰し、NY連銀が3日連続で翌日物システムレポを実施した。きょうも750億ドルの資金を市中に供給している。その効果もあって市場も落ち着きを取り戻しており、FF金利の実効レートは1.9%まで低下している。きのうFRBは政策金利の誘導目標を1.75%から2.00%に引き下げたが、その範囲内に収束して来ている。なお、為替市場への影響は限定的。
USD/JPY 107.96
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。