広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ドル円は100日線付近で振幅 ポンド買い目立つ=NY為替前半

為替 

 きょうのNY為替市場、ドル円は108.10円を挟んでの振幅に終始している。ちょうど100日線がその水準に来ており、一旦上値に慎重になっている様子もうかがえる。ただ、本日は利益確定売りで107円台に伸び悩む場面が見られたものの下押しもなくリバウンド相場の流れは堅持。

 ここに来て米中貿易協議への期待感が高まっており、景気後退への懸念も緩んでいる。昨日にECBは金融緩和に舵を切ったことも雰囲気をサポートしているようだ。そのような中でリスク回避の円買いの動きが後退している模様。

 きょうは米小売売上高が発表されていたが、自動車が好調で予想を上回る伸びを示していた。この発表を受けて7-9月期のGDPへの期待感を示す向きもいるようだ。

 市場は来週のFOMCに注目を移している。トランプ大統領は相変わらずFRBへのプレッシャーを強めているが、利下げは打ち出すものの、意外にハト派な雰囲気はない可能性もありそうだ。

 ユーロドルはNY時間に入って上げが一服しており、1.10ドル台に値を落としている。前日はECB理事会後の下げから急速に買い戻され下に往って来いの展開となっていたが、きょうもその流れが続き1.11ドル台まで上昇していた。ショートカバーが活発に出ているほか、前日に売っていたモデル系の買い戻しなども伝わっている。ただ、21日線が1.1055ドル付近に来ているが、その水準は維持されおり、リバウンド相場入りへの期待感は維持している。

 きょうはポンドの上昇が目立っている。合意なき離脱への警戒感が緩んでおり、引き続きポンドの買い戻しを誘っている。本日ジョンソン首相はブリュッセルを訪問しており、ユンケル欧州委員長と会談を行うようだ。ポンドは高値でのもみ合いから上値へのレベルシフトが見られているが、きょうは北アイルランドのニュースがポンド買いを誘った面もあったのかもしれない。

 英政権に閣外協力する北アイルランドの民主統一党(DUP)が、英離脱後も北アイルランドがいくつかのEU規制に従う案を受け入れる方針と伝わった。最大の障害となっているアイルランド国境のバックストップ案の代替案になるとしている。DUPはアイリッシュ海での検査を受け入れる代わりに、関税同盟に留まるべきとのEU側の主張を撤回すべきとしている。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

FX口座 カテゴリランキング

みんなのFX 20

ドル円 0.15 銭(原則固定・例外あり)
ユーロ円 0.28 銭(原則固定・例外あり)
ポンド円 0.78 銭(原則固定・例外あり)

セントラル短資FX 19

ドル円 0.2 銭(原則固定・例外あり)
ユーロ円 0.4 銭(原則固定・例外あり)
ポンド円 0.6 銭(原則固定・例外あり)

ヒロセ通商 14

ドル円 0.2 銭(原則固定・例外あり)
ユーロ円 0.4 銭(原則固定・例外あり)
ポンド円 0.9 銭(原則固定・例外あり)
FX口座 スプレッド比較

トライオートFX 56

ドル円 218
豪ドル円 118
トルコリラ円 47

GMOクリック証券 55

ドル円 214
豪ドル円 112
トルコリラ円 48

LIGHTFX 52

ドル円 217
豪ドル円 110
トルコリラ円 46
FX口座 スワップ比較

▶︎ 総合ランキングはこちら

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます