ドル円小動き、三連休前で模様眺めムードも=東京為替前場概況
9日午前の東京外国為替市場で、ドル円は105円後半では下げ渋り、106円ちょうど付近まで戻した。
中国が米国産農産物の購入を停止したことで、米ホワイトハウスは米企業が中国のファーウェイとの取引を再開するための許可に関する決定を先送りすると報道されたことで、ニューヨーククローズ後のドル円は弱含んだが、円買い・ドル売りは続いていない。
中国人民銀行(PBOC)が人民元の中心レートを1ドル=7.0136元とし、連日で元安方向に動かしているものの、市場参加者の反応は限定的。7月の中国消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)も手がかりにはなっていない。
ユーロ円は118円後半、ポンド円は128円後半で推移。東京時間帯の変動は限られている。ロウ豪中銀総裁のハト派寄りの発言が伝わっているなかでも、豪ドル円は72円前半でしっかり。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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