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ドル円は上値重い展開続く 107.50円を超えると戻り売りオーダーも観測=NY為替

為替 

 ドル円はNY時間に入って買い戻しの動きが強まっていたものの、再び戻り売りが強まっており現在は107.30円付近での推移となっている。107.50円の水準を超えると戻り売りオーダーが並んでいる模様。

 先週末には107.75円近辺まで買い戻されていたものの108円台は回復することなく、きょうは再び下向きの展開を続けている。

 5月からの下げで200日線からの下方乖離は3%を超えてきており、ショートカバーも入りやすい水準には来ているものの、依然として投資家は下値志向を強めているようだ。

 先週のFOMCを受けて米早期利下げ期待が強まっており、ドル売りがドル円を押し下げている。一方、米株は堅調に推移しているものの、イラン情勢の緊迫化や今週の大阪G20での米中首脳会談などのイベントリスクを控える中、リスク選好の円安は出にくい雰囲気のようだ。

 米中首脳会談については、それに向けて両国のチームが次のステップに関して協議していることが明らかになった。中国商務省の王次官は会見で、詳細には言及しなかったが、「両国に歩み寄りがあるだろう。双方向的だ」と述べ、更に張軍外務次官補は、「米中首脳は様々な共通問題を議論する計画」と話していた。

 ただ、市場ではポジティブな期待も出ているようだが、ドル円の反応は限定的。今回はひとまず現状維持で追加関税は見送られるのではとの期待が高まっている。米国は中国からの輸入品3000億ドル相当に対する関税という最後の切り札を簡単には切らないだろうとの見方も出ていた。

 いずれにしろ、今週はこの動向に市場の目は釘づけになりそうだ。先週の安値107.05円付近が目先の下値メドとして意識される。 

USD/JPY 107.31

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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