東京株式(寄り付き)=やや売り先行、円高嫌気しSQ前で買い手控えムードも
11日の東京株式市場はやや売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比24円安の2万1662円と続落。
前日の米国株市場では主要指数が揃って上昇したものの、上げ幅は小幅にとどまっており、足もと外国為替市場で1ドル=111円台を割り込む水準で推移していることもあって、主力株中心に買い手控えムードが拭えない。あすのオプションSQ算出を前に全般薄商いのなかアルゴリズム売買などに左右されやすい地合いが想定される。英国のEU離脱問題については日本時間11日未明に開かれたEUの臨時首脳会議で10月末までの英国離脱を延期することで合意したことが伝わっているが、延期は事前に織り込まれていた部分もありポジティブな反応は限られる。
寄り付き時点で業種別では33業種中、8業種が高く、値上がり上位に水産、情報通信、サービスなど。一方、値下がりで目立つのは不動産、証券、鉄鋼など。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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