東京株式(前引け)=反落、先物主導で下値模索の展開に
7日前引けの日経平均株価は前営業日比137円17銭安の2万736円89銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は6億2562万株、売買代金概算は1兆3047億3000万円。値上がり銘柄数は359、対して値下がり銘柄数は1696、変わらずは72銘柄だった。
きょう前場の東京市場は利益確定売りに押される展開で、日経平均は下値模索の展開となった。企業の決算発表で下方修正の動きが目立つことで、全体買い手控えムードが出ている。買い物薄のなか先物を絡めた海外ファンド筋の売りが全体を押し下げる格好となっている。ソフトバンクが大きく買われ日経平均に160円程度プラス寄与したが、値下がり銘柄数が多く、その効果も売り物に吸収されている。前場売買代金は1兆3000億円と高水準だった。
個別ではファーストリテイリング<9983>が安く、トヨタ自動車<7203>も軟調。ソニー<6758>も値を下げた。昭和電工<4004>、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も下落した。鳥居薬品<4551>、コロプラ<3668>が急落したほか、日本冶金工業<5480>も大幅安。半面、ソフトバンクグループ<9984>が大商いで急伸、東京エレクトロン<8035>も堅調。メンバーズ<2130>が急騰、船井総研ホールディングス<9757>、ダイヘン<6622>、ニチイ学館<9792>、ブラザー工業<6448>なども大きく買われた。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。