ダウ平均は6日ぶりに反落 決算前に上げ一服=米国株序盤
NY株式11日(NY時間10:37)
ダウ平均 23847.24(-154.68 -0.65%)
ナスダック 6950.26(-35.81 -0.51%)
CME日経平均先物 20220(大証終比:-100 -0.49%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は6日ぶりに反落して始まっている。きのうまで5日続伸したあとだけに週末ということもあって、売り優勢で始まっているようだ。FRBが利上げに慎重になって来ていることや、米中貿易問題に対する楽観的な見方がサポートし、株価は今年に入って買い戻しが強まっている。ダウ平均は昨年のクリスマス明けから10%上昇しており、さすがに一服感も出ているようだ。
ただ、米中貿易問題については、ムニューシン米財務長官が、中国の劉鶴副首相が1月中に訪米する可能性が高いとの見方示すなど期待感は根強い。
一方、来週の大手銀を皮切りに決算発表が始まる。S&P500株価指数採用銘柄の利益見通しは14.5%の拡大が見込まれている。ただ、2019年は鈍化を見込んでいるようだ。市場は決算を通じて減速のサインを精査しに行く可能性もありそうだ。
なお、朝方発表になった米消費者物価指数(CPI)は予想通りの内容となりサプライズはない。FRBの目標である2%水準での推移が続いている。
エネルギーや銀行、産業株が下落。IT・ハイテク株も軟調なものが多い。一方、GMが寄り付き前にガイダンスを公表しており、予想を上回る見通しを示したことから、自動車株が堅調。
GM 37.54(+2.81 +8.08%)
フォード 8.76(+0.09 +1.04%)
アルファベット(C) 1052.09(-18.24 -1.70%)
フェイスブック 143.29(-0.91 -0.63%)
ネットフリックス 337.08(+12.42 +3.83%)
テスラ 341.62(-3.35 -0.97%)
アマゾン 1648.82(-7.40 -0.45%)
エヌビディア 145.20(-0.03 -0.02%)
ツイッター 33.14(+0.05 +0.15%)
ダウ採用銘柄
J&J 128.58(-1.13 -0.88%)
P&G 91.30(+0.13 +0.14%)
ダウ・デュポン 54.88(-0.80 -1.44%)
ボーイング 351.06(-1.55 -0.45%)
キャタピラー 131.18(-1.78 -1.37%)
ユナイテッド 108.93(-1.48 -1.35%)
ビザ 137.66(-1.01 -0.73%)
ナイキ 75.99(-0.43 -0.56%)
ウォルグリーン 71.55(-0.93 -1.29%)
3M 191.87(-1.73 -0.90%)
エクソンモビル 71.36(-0.69 -0.95%)
シェブロン 112.40(-1.05 -0.93%)
コカコーラ 47.21(+0.14 +0.30%)
ディズニー 112.29(-0.51 -0.45%)
マクドナルド 181.49(-0.06 -0.03%)
ウォルマート 94.81(-0.15 -0.16%)
ホームデポ 177.55(-1.51 -0.84%)
JPモルガン 99.24(-1.15 -1.15%)
トラベラーズ 119.76(-0.51 -0.43%)
ゴールドマン 173.24(-2.76 -1.56%)
アメックス 97.62(-0.64 -0.65%)
ユナイテッドヘルス 244.84(-0.03 -0.01%)
IBM 120.52(-1.27 -1.05%)
アップル 152.58(-1.22 -0.80%)
ベライゾン 57.75(+0.15 +0.25%)
マイクロソフト 102.30(-1.30 -1.25%)
インテル 48.95(+0.39 +0.81%)
ファイザー 42.45(+0.14 +0.31%)
メルク 74.27(-0.21 -0.28%)
シスコシステムズ 43.06(-0.18 -0.42%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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