米国とイランの協議中止などでドル高優勢=東京為替概況
米国とイランの協議中止などでドル高優勢=東京為替概況
ドル円は朝に調整が入るも、その後反発。ドル全面高が支えとなった。ただ、昨日の高値161.81円には届かず、161.46円までとなった。前日の海外市場では、米FOMC後の利上げ期待が強まる形でドル高となり161.81円を付けたが、その後は大口の売りなどに押されて160.97円を付ける場面もあった。しかしすぐに反発し、161.40円前後で東京の朝を迎えた。
中国・香港市場が休場、この後もNY市場が休場となるため取引量がやや少ない中で、介入警戒感もあり午前はややドル売りが優勢。160.99円を付ける場面が見られた。もっともその後はドル全面高に押された。日米金利差を意識した動きに加え、バンス副大統領がスイス訪問を取りやめ、今日からの予定となっていた米国とイランの協議が中止になったことなどが有事のドル買いを誘った。ドル円は161.40円前後と、朝の水準に戻している。
ユーロドルは昨日海外市場でのドル高に1.1451ドルまで下げた後、戻りが鈍くユーロ安ドル高が継続。朝の1.1468ドルまでの戻しの後、昼前まで1.1460ドル近くでのもみあいとなったが、その後、昨日の安値を割り込んで売りが出た。有事のドル買いなどに押される形で午後に1.1418ドルまで下げている。その後、ポジション調整で少し戻した。
ユーロ円は昨日海外市場で185.37円を付けた後、ドル円の急落とその後の戻りを受けて上下し、185.00円前後で朝を迎えた。その後は対ドルでのユーロ売りもあって上値が重くなり、午後に184.30円を付けている。
ポンドドルはドル高に押されて昨日1.3200ドル割れを付けた後、少し戻して1.3210ドル台で東京朝を迎え、その後1.3200ドル前後のもみ合いを経て、午後のドル高に1.3163ドルと3月31日以来のポンド安ドル高圏を付けた。15時の英小売売上高が予想を超える伸びを見せたことで、安値から反発し1.3200ドル付近をつけている。
ポンド円も昨日の214.00円前後からの下げからいったん反発するも、対ドルでのポンド売りもあって売りが優勢となった。朝の213.30円台から午後に212.47円まで下げている。その後、英小売売上高の強さもあり、213.00円近くまで反発した。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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