【本日の見通し】ドル円はイラン情勢をにらみながらの展開が続く
【本日の見通し】ドル円はイラン情勢をにらみながらの展開が続く
イラン情勢をにらみつつの展開が続く。ライト米エネルギー省長官が、米軍によるホルムズ海峡を通過するタンカーの護衛に自身のXアカウントで言及したことで、NY原油が一時76ドル台まで下落。ドル高も一服し、ドル円が157円40銭台を付ける動きを見せた。しかし、その後、長官が投稿を削除し、米軍も護衛を否定したことで反発。ドル円は158円台を回復して東京市場の朝を迎えた。
イランの安全保障関連をまとめるイラン最高安全保障委員会のラリジャニ事務総長がトランプ大統領を挑発する発言を行っており、対米強硬姿勢が継続する中で、市場は状況を神経質に見守っている。
ドル円は海外市場でいったん157円40銭近くまで下げた後に反発しているだけに、ドル買いが入りやすい地合いだ。157円台後半では買いが出る展開か。上値を抑えている159円手前の売りがまだ残るとみられ、158円台後半での買いには慎重になる可能性があるが、流れは上方向と見ている。ただ、イラン情勢次第で流れが急変する可能性には注意したい。
ユーロドルは1.1600ドル台での推移。海外市場でドル高一服を受けて1.1667ドルまで上昇したものの、その後のドルの買い戻しにより上値が重くなっている。1.1500手前の買いはまだ残っているとみられるが、現水準付近からはまだ下げ余地がありそうだ。1.16台前半でどこまで売りが出るかがポイントとなる。
ポンドドルは1.3480ドル前後から1.3410ドル台へ下落。こちらもユーロドル同様にまだ下げ余地がありそうで、戻り売り意識が継続している。
ユーロ円は183円50銭前後での推移。ややしっかりとした展開となっているが、動きは落ち着いている。ドル主導の展開が続いており、この後も神経質な動きとなりそうだ。
ポンド円は212円10銭台での推移。こちらもユーロ円同様に底堅い展開となっているが、ドル主導のため安定感はない。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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