ポンド、2つの出来事が圧迫 英中銀とスターマー政権=NY為替
きょうのポンドは対ドルのみならず、対ユーロ、円でも下落しており、上値の重さが目立っている。ポンド円は一時211円台に下落。2つの出来事がポンドを圧迫。1つは本日の英中銀の金融政策委員会(MPC)で、予想通りに政策金利は据え置かれたものの、9名の委員のうち4名が利下げを主張し、5対4での僅差での決定となった。声明でも「金利はさらに低下する公算が大きい」と言及。この決定を受けて市場では、次回3月の利下げ観測が現実味を帯びている。
そして、もう1つは政治不安の再燃で、スターマー首相の指導力に懐疑的な見方が強まっていることがある。性犯罪で起訴され勾留中に死亡した米実業家エプスタイン氏との関係を知りながら、マンデルソン上院議員(当時)を駐米大使に指名したとして、首相は責任を問われている。ストラテジストは「スターマー首相は国内で相当のプレッシャーにさらされており、英国は要注目だ」と指摘。
世論調査では英労働党の支持率が低迷し、スターマー首相自身も不人気にあえぐ。5月の地方選挙で、労働党は苦しい闘いを強いられると見込まれているようだ。
*英中銀政策金利 21:00
結果 3.75%
予想 3.75% 前回 3.75%
GBP/USD 1.3544 GBP/JPY 212.41 EUR/GBP 0.8709
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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