円売り優勢も、東京CPIを受けた動意は落ち着く=東京為替前場概況
東京午前のドル円は156.49円付近まで上昇した。12月の東京消費者物価指数(CPI)が鈍化したことを手掛かりに円売り・ドル買いが優勢となった。東京CPIは全国CPIの先行指標であり、インフレ鈍化を受けて日銀が追加利上げを見送るとの観測が強まった。ただ、ロンドン市場が本日も休場で、クリスマス明けのニューヨーク市場の動意も限定的であると想定されるなか、ドル円の上値は広がっていない。
ユーロ円は184.43円付近、ポンド円は211.42円付近、豪ドル円は105.00円付近まで上昇。ただ、東京正午にかけて上げは一服している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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