将来のECBの利下げ転換を見越した動きも=NY為替
きょうの為替市場は、米国とイランの合意が接近していることや、この日発表のミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回るなど、それなりの材料はあるものの反応はなく様子見の雰囲気が広がっている。ユーロドルは1.15ドル台での推移が続いており、次のアクション待ちの状況ではある。一方、ユーロ円も方向感なく185円台半ばでの上下動に終始している状況。
前日のECB理事会での利上げ決定を受けて、大手金融や資産運用会社の間で、将来の利下げ転換を見越した投資行動が広がっているとの指摘が出ている。現在の市場は利上げ回数を過大評価しており、逆に引き締めによる景気下押しリスクを過小評価していると述べている。
第1四半期のユーロ圏GDPがマイナス成長に陥るなど景気の減速感が強まる中、利上げ後の景気悪化で政策転換を余儀なくされた過去の局面との類似性も意識されるという。ECB理事は当面タカ派姿勢を維持するが、そう遠くない将来のハト派姿勢への転換は避けられないと見ているようだ。
EUR/USD 1.1575 EUR/JPY 185.43 EUR/GBP 0.8628
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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