ドル売り広がる、ドル円は一時147.40近辺=ロンドン為替
ドル売り広がる、ドル円は一時147.40近辺=ロンドン為替
ロンドン序盤は、ドル売りが広がっている。昨日の米CPIでは総合前年比が+2.7%と市場予想ほどは伸びず、FRBの9月利下げ観測に変化が見られなかったことが背景。コア前年比が+3.1%と上昇したが、市場の見方には影響しなかった。
ドル円相場は東京午前に148.17付近まで買われたあとは、上値が重くなっている。5年債入札の不調が円買いを誘う面があった。ロンドン朝方には147円台に突入し、足元では安値を147.40レベルに更新している。
ユーロドルなどドルストレートはロンドン時間に入ってからドル安方向に動意付いている。米10年債利回りは4.30%付近から4.26%付近に低下しており、ドル売り圧力が広がっている。ユーロドルは1.1718レベル、ポンドドルは1.3559レベル、豪ドル/ドルは0.6555レベルまで本日の高値を伸ばした。
USD/JPY 147.42 EUR/USD 1.1714 GBP/USD 1.3551 AUD/USD 0.6553

執筆者 : MINKABU PRESS
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