ロンドン序盤、ドル売り先行も一服、米露首脳会談の開催で基本合意=ロンドン為替
ロンドン序盤、ドル売り先行も一服、米露首脳会談の開催で基本合意=ロンドン為替
ロンドン序盤はドル売りが先行したが、その後は続かず値を戻している。ドル売りの背景としては、先週末の弱い米雇用統計の影響が残るなかで、昨日NY時間の米金融当局者発言が早期利下げを示唆するものと捉えられたことが一段の売り圧力となった。しかし、ロシア政府から米露首脳会談の開催で基本合意、詳細について準備を開始と報じられるとドル売りは一服。
ドル円は、東京昼過ぎの147.71近辺を高値に売られ、147円台割れからロンドン序盤には146.69近辺まで安値を広げた。その後は147円台を回復、147.30付近で推移している。ユーロドルは1.1699レベルまで買われたが、1.17台には届かず、1.1670台へと小反落。ポンドドルは1.3380近辺を高値に1.3360台まで小反落している。
ポンド相場にとっては日本時間20時の英MPC結果発表が待たれるところ。対ユーロでやや売りに押されている。
USD/JPY 147.26 EUR/USD 1.1676 GBP/USD 1.3369
EUR/JPY 171.94 GBP/JPY 196.85 EUR/GBP 0.8734

執筆者 : MINKABU PRESS
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