ユーロ、今後数カ月間は弱含み、その後回復へ向かう可能性=NY為替
ユーロは今後数カ月間は弱含みの展開が続き、その後回復へ向かう可能性があるとの指摘がストラテジストから出ている。米国とEUの貿易合意が示す15%の関税は、ユーロ圏の成長に引き続き障害となるほか、ユーロはこれまでの上昇の反動で調整局面に入りやすい状態だという。
それでも同ストラテジストは、ユーロドルが来年初めには1.20ドルまで上昇するとの見通しを維持している。「今後数カ月間、ユーロは軟調な基調を保つと見ているが、来年にFRBが利下げを4回行う一方、ECBは利下げサイクルが大方終了していることから、金融政策の格差がユーロドルをサポートするという。
EUR/USD 1.1426 EUR/JPY 172.25 EUR/GBP 0.8643
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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