反発、イラク北部クルド自治区の減産で=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=67.54(+1.16 +1.75%)
イラク北部のクルド自治区の油田にドローン攻撃が続いていることが相場を押し上げた。クルド自治区で発生している減産は日量15万バレル規模で、それほど大きくはないものの、季節的な要因もあって世界的な供給がややタイトであるとみられていることが買いを誘っている。油田攻撃の犯行声明は出ていないが、親イランの武装組織であるとの指摘はある。
時間外取引で8月限は買い優勢で推移する時間帯が多かったが、上値は伸びず、一時66.29ドルまでマイナス転換した。ただ、通常取引開始後は堅調で、67.69ドルまで上げた。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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