修正:ドル全面高、ドル円148.40円台 NY連銀総裁「関税の影響まだ初期段階、今後数カ月で拡大」
修正:ドル全面高、ドル円148.40円台 NY連銀総裁「関税の影響まだ初期段階、今後数カ月で拡大」
ドル全面高、ドル円は148.40円台に上昇している。
きのうトランプがパウエル解任の可能性との一部報道を受け、一時ドル安・株安・債券安のトリプル安となった。流石にトリプル安に焦ったトランプ氏はすぐに火消しに動き、パウエル解任を否定した。解任否定受けドルが買い戻されている。
ウォラー理事とボウマン副議長は次期FRB議長の座を狙っているのか7月利下げを支持する姿勢を示しているが、FRB当局者の大半は利下げに慎重だ。リッチモンド連銀総裁はインフレ高止まりを警告したほか、次期議長の方針に従う必要はないともコメントしている。ダラス連銀総裁はインフレを完全に抑制するために金利を長く据え置く必要と述べた。NY連銀総裁は、関税の影響はまだ初期段階で今後数カ月かけてインフレに大きな影響が出ると述べ、今年の米インフレ率は最大で3.5%にまで上昇すると見ている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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