広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ドル円、145円を試すせず失速 ドルへの不信感は根強い=NY為替

為替 

 その後、ドル円は144円台半ばでの推移となっている。NY時間にかけてドルの買い戻しが優勢となり、ドル円は144円台後半まで買い戻されていた。ただ、145円を試せずに失速している。ロンドン時間には一時143円台に下落する場面も見られた。

 市場が落ち着きを取り戻す中、短期的にドルの売られ過ぎとの見方がある一方、長期的にはドル離れは続くとの見方は根強い。ストラテジストは、トランプ関税の不透明さや、財政赤字拡大を伴う減税法案でドルは下落し、今後数カ月で他の先進国通貨の方が恩恵を受けると予想している。

 トランプ大統領による関税政策の一貫性のない対応と、財政赤字を拡大させる財政プログラムがドルの重荷となり続けるという。また、ドルに対して割安とされてきた先進国通貨のバリュエーションの差が、今後の着実に縮小すると見ているようだ。一方、米国債については中立を維持。

 4月2日の「解放の日」の市場の混乱以降、ドルと米国債が同時に売られた現象は懸念すべきものとも指摘。米国の代表的な資産と通貨との長年の関係が崩れたことは、ドルの安全資産としての地位が低下している兆候であるとも分析している。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

関連タグ

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます