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【これからの見通し】長期債利回りは引き続き上下動、NY連銀総裁発言でドル買い 継続性はどうか

為替 

【これからの見通し】長期債利回りは引き続き上下動、NY連銀総裁発言でドル買い 継続性はどうか

 今週は長期債利回り動向に為替市場が神経質に反応している。きょうは本邦の40年債入札が弱い結果となったことで、利回りが再び上昇した。ただ、ドル円の売り反応は限定的にとどまっている。その一因として、ウィリアムズNY連銀総裁が「インフレが中銀目標から乖離し始めた場合、中銀は比較的強力に対応する必要がある」とインフレ対応を匂わせたことがドル高の動きにつながったことがあった。

 いわゆる米国売りや米国離れといった動きは一服している。昨日に発表された米消費者信頼感指数が予想外の改善を示したことが株やドル相場を押し上げた経緯があった。週明けにはトランプ大統領が対EU50%関税の発動を7月9日に延期したことも市場ムードを好転させた。ドル指数の低下は一服しており、今週に入ってからは2営業日連続で反発の動きを示している。

 なんとも焦点の絞り切れない相場展開となっており、短期勢も長期勢も投資家は神経が擦り切れるような状況となっているようだ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、フランス実質GDP(確報値)(2025年 第1四半期)、フランス生産者物価指数(4月)、フランス消費支出(4月)、ドイツ雇用統計(5月)、インド鉱工業生産指数(4月)、米MBA住宅ローン申請指数(05/17 - 05/23)、米リッチモンド連銀製造業指数(5月)など。比較的注目度の低い指標群にとどまっている。
 
 発言イベント関連では、テデーン・スウェーデン中銀総裁が 中銀金融安定報告を発表する。 ECBユーロ圏消費者インフレ期待(4月)が公表される。カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が慶応義塾大学主催イベントに出席する。ピル英中銀チーフエコノミストがオーストリア中銀・スイス経済研究所共催年次会議に出席する。NY時間には、米2年変動利付債と米5年債入札の入札に続いて、米FOMC議事録(5月6日-7日開催分)が公表される。米株引き後には、エヌビディア四半期決算が発表される。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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