ドル円はしっかりと推移も、市場参加者は困惑=東京為替前場概況
東京午前のドル円は143.11円付近まで上昇。日米財務相会合ではベッセント米財務長官から為替水準や目標などについての言及はなかったと伝わっており、リスク回避的な雰囲気がやや後退した。米中貿易戦争の激化が落ち着いていることもドル円を下支えしているが、トランプ米大統領が中国との対話を開始したと述べる一方、中国側はこれを否定するなど、両国の発言の不一致に市場参加者が困惑していることは動意を限定している。
クロス円はしっかりと推移した後に上値が重くなっている。ユーロ円は162.13円付近、ポンド円は190.06円付近まで水準を切り下げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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