ドル売りが強まる ドル円は140.50円付近まで一時下落=NY為替
本日の為替市場は欧州勢がイースター休暇で休みの中、ドル売りが強まっている。ドル円は140.50円付近まで一時下落したほか、ユーロドルは1.15ドル台半ばまで上昇し、2021年11月以来の高値水準に上昇。
先週、トランプ大統領がFRBのパウエル議長の解任を検討していることが明らかとなり、FRBの独立性に対する警戒感が市場には広がっている。トランプ関税やパウエル議長解任の検討が米国の信認を低下させているとし、引き続きドル安が進んでいる形。
今週はG20財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで開催され、加藤財務相と植田日銀総裁が出席する。日米財務相会談が行われるとも伝わっており、円安是正が協議されることが警戒され、円買いが入っている面もあるようだ。
なお、本日の主な米経済指標の発表は予定されていない。
USD/JPY 140.69 EUR/USD 1.1549
ドルインデックス 98.13
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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