米国売りでドル全面安、ドルインデックスは節目割れ=東京為替前場概況
東京午前のドル円は142.89円まで下落し、昨年9月以来の安値を更新した。米中貿易戦争が激化しているなか、攻撃を仕掛けた米国のドルや米国債、米株式市場も低調に推移しており、ドル円を押し下げている。リスク回避的な円買いもやや入っているが、ドルを中心とした値動きのほうが目立つ。ドルインデックスは節目の100を下回り、2023年7月以来の安値を更新。対欧州通貨でドル売りが鮮明で、ユーロドルは1.1383ドル付近まで上昇し、2022年2月以来のユーロ高・ドル安水準を塗り替えている。
ユーロ円は162.64円付近、NZドル円は83.19円付近まで強含み。ポンド円は186.08円付近、豪ドル円は88.80円付近まで軟化した後に下げ渋っている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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