円買い優勢、トランプ米政権に対する反撃を警戒=東京為替前場概況
東京午前のドル円は151.21円付近まで水準を切り上げた後、円買いがやや優勢となった。月末・四半期末・年度末という時期的な要因もあって仲値公示にかけて円売り・ドル買いが優勢となったものの、その後はリスク回避的な動きとなっている。トランプ米政権の自動車関税や相互関税に対して、欧州各国やカナダなど、以前の同盟国が経済的に反撃する可能性が高いため警戒感が根強い。ドル円は一時150.70円付近まで軟化。
クロス円も軟調。ユーロ円は162.67円付近、ポンド円は195.12円付近、豪ドル円は94.85円付近まで円高推移。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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