【海外市場の注目ポイント】3月の米消費者信頼感指数など
日本時間午後11時に3月の米消費者信頼感指数が発表される。大方の予想は94.0となっており、前月の98.3を下回り、4カ月続けて低下するとみられている。トランプ米政権の関税政策が物価を押し上げ、消費者の購買力を低下させることが懸念されており、そうしたことが影響して予想を下回る結果になれば、米景気の先行き警戒感が強まり、ドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後6時には3月の独ifo景況感指数、同午後11時には3月の米新築住宅販売件数も発表される。3月の独ifo景況感指数は、大方の予想が86.7となっており、前月の85.2を上回り、2カ月ぶりに上昇すると見込まれ、3月の米新築住宅販売件数は、大方の予想が年換算68万戸となっており、前月の同65万7000戸を上回り、2カ月ぶりに増加するとみられている。
さらに、このあとの海外市場では、欧米中銀関係者の発言も予定されている。日本時間午後6時にカジミール・スロバキア中銀総裁の講演、ミュラー・エストニア中銀総裁の講演、同午後7時50分にブイチッチ・クロアチア中銀総裁の講演、同午後9時40分にクーグラー米連邦準備理事会(FRB)理事の講演、同午後10時5分にウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の挨拶、同26日午前1時にナーゲル独連銀総裁の講演が行われることになっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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