ドル円は149円台前半まで伸び悩む 米20年債入札結果を受けてやや下げ拡大=NY為替
NY時間の午後に入って、次第にドル売りが優勢となっており、ドル円は149円台前半まで下げ幅を拡大している。先ほど公表された米20年債入札の結果を受けて利回りは下げ幅を広げており、ドル売りに繋がっている模様。米20年債は最高落札利回りが発行日前利回り(WI)を下回った。
本日のドル円は、今週のイベントを前に円ロングの巻き戻しが断続的に観測され、節目の150円を試す動きが出ていた。ただ、150円に接近するとオプション勢などの戻り待ちの売りも観測され、いまのところ上値を止められている状況。
明日の日銀決定会合とFOMCを受けて150円を突破しに行くか、それとも一旦後退するか、短期的には重要な分岐点となる。
USD/JPY 149.35 EUR/JPY 163.53
GBP/JPY 194.22 AUD/JPY 95.02
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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