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ドル円、一時149円台に上昇 米政府機関の一部閉鎖は回避される見通し=NY為替序盤

為替 

 きょうのNY為替市場、ドル円は買い戻しが優勢となっており、一時149円台に上昇する場面も見られた。下値警戒感が高まっている株式市場が本日は下げを一服させており、ドル円の買い戻しをサポート。

 警戒されていた米債務上限問題のつなぎ予算の失効が本日迎えるが、民主党のシューマー上院院内総務が、トランプ政権のつなぎ予算案に賛成する意向を明らかにし、政府機関の一部閉鎖は回避される見通しとなった。9月末まで延長される。米経済への先行き不安は依然として根強いものの、本日はひとまず安堵感が広がっている模様。

 円相場の方は、連合が本日25年春闘の第1回回答集計結果を公表。これを受けて円相場は、東京時間に円売りの反応が見られていた。賃上げ率は5.46%と高い回答ではあるが、一部では6%程度も期待されていただけに、一旦円ロングの手仕舞いが出ている印象。円ロングは歴史的な高水準で積み上がっていることから、手仕舞い売りが出易い状況ではある。

 ただ、市場の日銀への見方に変化はない。追加利上げは7月か9月がコンセンサスで、場合によっては6月の可能性も排除してない状況。

 本日は日本時間23時に3月調査分のミシガン大消費者信頼感指数の速報値が発表される。今回も米消費者のセンチメントの更なる低下が見込まれている一方、インフレ期待は前回同様に高水準が見込まれている。直近の市場は景気の先行きへの警戒感を強めており、FRBの追加利下げへの期待も再浮上している。ただ、FRBは慎重姿勢を崩していないとの見方も根強い。今回の数字がさらに、市場の見方を難しくする内容になるか注目される。

 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。

14日(金)
現行付近にはなし

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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