東京株式(大引け)=3297円高で最高値更新、イラン和平合意で上げ幅過去2番目
15日の東京市場は、米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けてリスク選好姿勢が強まり、日経平均株価は過去最高値を更新。上げ幅は過去2番目の大きさとなった。
大引けの日経平均株価は前営業日比3297円46銭高の6万9317円50銭と大幅に3日続伸。プライム市場の売買高概算は24億4308万株、売買代金概算は11兆4601億円。値上がり銘柄数は1090、対して値下がり銘柄数は434、変わらずは40銘柄だった。
トランプ米大統領が日本時間15日早朝、自身のSNSを通じ、イランとの戦闘終結に向けた協議で合意が成立したと明らかにした。覚書への署名は19日に行われる予定という。イラン側も覚書に合意したと最高安全保障委員会が表明した。戦闘終結とホルムズ海峡の開放を織り込む形で先物買いが入ったほか、AI・半導体関連株の一角にも資金が流入し、株価指数を押し上げた。コスト負担減の期待から建設株や空運株も物色された。後場の日経平均は高値圏を維持したが、利益確定売りに押される銘柄もあり、値上がり銘柄数は全体の7割弱にとどまった。東証株価指数(TOPIX)も最高値を更新したものの、終値の4000大台乗せには至らなかった。大型株主体の相場上昇となるなかで、東証グロース市場250指数は1.6%安となった。
個別銘柄ではキオクシアホールディングス<285A.T>が急騰し売買代金トップ。9万円台に初めて乗せた。太陽誘電<6976>やイビデン<4062>、ソフトバンクグループ<9984>が大幅高となり、ディスコ<6146>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が株価水準を大きく切り上げたほか、IHI<7013>や大成建設<1801>が値を飛ばし、日本航空<9201>やトヨタ自動車<7203>が堅調推移。キッツ<6498>や酉島製作所<6363>が買われ、村田製作所<6981>と三井ハイテック<6966>がストップ高で終えた。
半面、JT<2914>や日本郵政<6178>、NTT<9432>が冴えない展開となり、セコム<9735>やINPEX<1605>、日本郵船<9101>が軟調。サイバーエージェント<4751>やくら寿司<2695>が売られ、アステリア<3853>やエイチ・アイ・エス<9603>が急落した。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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