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【本日の見通し】米国とイランの合意を受けたドル安がどこまで続くか

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【本日の見通し】米国とイランの合意を受けたドル安がどこまで続くか
   
 2月28日に始まった米国とイスラエルの対イラン軍事作戦以降、対立が続き、ホルムズ海峡の閉鎖などが継続していたが、トランプ大統領がイランとの合意を発表。ホルムズ海峡が通行料なしで開放されたことを示した。これまでトランプ大統領が合意が近いと発言しても、イラン側が最終合意はまだと否定するケースが目立っていたが、今回に関してはイラン外務次官が「覚書の最終版が合意に達した、正式な調印式は金曜日になる」と合意を認めたことで、原油安ドル安の動きが広がっている。イラン革命軍の動きなどが警戒されているものの、世界的にリスク選好の流れが期待されている。
  
 ドル円は先週末終値160.24円から159円台後半に下げる展開となった。このままドル売り円買いが進むかが注目される。目先のポイントは11日の安値159.58円。次のターゲットは159.00円となる。同水準をしっかり割り込むと、ドル高円安の流れが一服したとの見方が広がりそう。
  
 今日、明日の日銀金融政策決定会合では利上げが期待されている。入院中の植田総裁が欠席となるなど、不確定要素はあるものの、利上げと2027年4月以降の国債買入れ減額停止は、当初の見込み通り決定されると見込まれている。16・17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の据え置きが見込まれている。日米金利差はまだ大きいものの、いったん縮小に向かうことで、ドル売り円買いの流れを支えると期待される。
  
 ユーロドルは先週末終値の1.1568ドルから、米国とイランの合意を受けて1.16ドル台までユーロ高ドル安となった。この後もしっかりした動きが見込まれている。ECBは先週の理事会で市場予想通り利上げを実施した。市場予想通りということや、中東情勢が不安定であったこともあり、ユーロ買いの影響は限定的となったが、イランとの合意がまとまったことで、この後のユーロドルを支える材料になる可能性がある。
  
 ユーロ円は185.60円台まで上昇。ドル主導の展開で動きは抑えられているものの、対ドルでのユーロ買いが優勢で、ややしっかりした動きとなっている。
  
 ポンドドルは先週末終値の1.3400ドル台から1.3450ドル台を付けた。ドル全面安を受けてしっかり。対円では215.00円台、先週末の214.80円台から、いったん大きく下げて、その後一気に反発と不安定な動きとなっている。
  
MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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