ドル円は和平合意を受けて振幅=東京為替前場概況
ドル円は和平合意を受けて振幅=東京為替前場概況
トランプ大統領は14日(日本時間15日朝)に、イランとの和平協議が合意したと発表した。これまで、トランプ大統領が合意に近いなどと発表しても、イラン側が否定するケースが見られたが、今回はイラン外務次官が「覚書の最終版が合意に達した、正式な調印式は金曜日」と合意を認めたこともあり、ドル安・株高・原油安が強まった。
ドル円は先週末終値160.20円台に近いところで早朝の取引をスタートした後、合意発表を受けて159.74円まで急落。しかし、その後160.20円台まで反発し、下げ分を解消する展開となった。
日経平均が史上最高値を更新し69593円で前場を終えるなど、株高の動きが世界的に進行。NY原油は5%を超える下げになるなど、原油安も目立つ展開となり、リスク選好の動きが広がったことで円売りが入り、ドル円、クロス円は堅調な動きを見せた。
また、1.1569ドル付近から1.1610ドル台まで上昇したユーロドルが、その後1.1600ドル前後に押し戻されるなど、ドル安も一服。19日にスイスで行われる正式調印まで時間があり、イスラエルの反対姿勢などもあって、まだ不安要素が残ることなどがドル売りを抑えた。
ユーロ円は先週末終値の185.30円台から、少し下げた185.10円台で取引をスタートすると、対ドルでのユーロ高や、リスク選好の円売りに支えられて、一時185.85円を付けるなど、堅調な動きを見せている。
ポンドドルは先週末終値1.3400ドル台近くでスタート後、ドル全面安を受けて1.3461ドルまで上昇。少し調整が入り、その後は1.3440ドル前後での推移となった。
ポンド円はユーロ円同様に朝方は少し下げて214.47円を付けた後、対ドルでのポンド高などに支えられて反発し、215.37円まで上昇している。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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