米国債のボラティリティがトランプ氏就任式前後に高まる可能性=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は158円台半ばと、本日高値圏での値動きが続いている。本日もドル買いが優勢となり、ドル円は再び158円台半ばの水準に上昇した。前日に上値を抑えられた水準でもあり、値動きの動向が注目されたが、本日のところはそれ以上の上値には慎重だったようだ。
米国債利回りは最近の高値付近で安定しているが、1月20日のトランプ氏の就任式を前に、短期的にボラティリティが上昇するとの指摘が出ている。
今後数週間のうちにボラティリティが上昇する可能性があり、それはトランプ氏の就任式やFOMCの影響を受ける可能性があるという。根強いインフレリスクとFRBのタカ派的な慎重姿勢が、利回りおよびドルを支え続ける可能性があるとの見方を示した。
USD/JPY 158.41 EUR/USD 1.0312 GBP/USD 1.2358
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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