ドル高・円高 欧州株や米株先物軟調 原油安も＝ロンドン為替

ドル高・円高　欧州株や米株先物軟調　原油安も＝ロンドン為替

　ロンドン序盤は、ドル高・円高の動きが優勢。欧州株や米株先物・時間外取引が下げており、NY原油先物も軟調。全般にリスク回避的な動向となっている。一方、米１０年債利回りは４．３９％付近から４．４２％付近へと上昇。

　ユーロドルは1.05台割れから1.04台後半へ、ユーロ円は162円台割れから161円台前半へと安値を広げている。リスク動向に敏感な豪ドルやカナダドルが下げを主導している。豪ドル/ドルは0.63台後半から前半へ、豪ドル円は98円台割れから97円台後半へと軟化。ドルカナダは1.42台前半から1.42台後半へと上昇、カナダ円は108円台割れから107円台後半に下落。

　賃金上昇加速を受けて買われたポンドドルは1.27台乗せでは上値を抑えられて1.26台後半で推移。ポンド円は195円台で上に往って来いとなっている。ドル円はドル買いと円買いが交錯するなかで、1153円台後半とやや上値重く推移。

USD/JPY　153.85　EUR/USD　1.0489　EUR/JPY　161.39