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ユーロが軟調、仏政治情勢に不透明感広がる 対ドル一時1.04台=ロンドン為替概況

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ユーロが軟調、仏政治情勢に不透明感広がる 対ドル一時1.04台=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、ユーロが軟調に推移している。フランスの政情不透明感がユーロ売りの背景。バルニエ政権の予算案に対して極右政党RNが強硬に反発、内閣不信任案の提出が必至の情勢となっている。仏債券や仏株式に売り圧力が掛かっており、フランス売りの状況がみられている。ユーロドルは週明けの1.05台後半からロンドン時間には一時1.05台割れ水準まで下押しされている。ユーロ円も158円台後半から157円台半ば付近へと下落。対ポンドでのユーロ売りも顕著となっている。東京市場で150円台後半まで買われたドル円も、ユーロ円の下落とともに一時150円付近まで反落した。ポンドドルは対ユーロでのポンド買いとともに1.26台後半から1.27台前半へと反発。ポンド円は190円台前半から191円台前半で神経質に振幅している。11月ユーロ圏製造業PMI確報値は45.2と速報値から変わらず。一方、英製造業PMI確報値は48.6から48.0へと下方改定された。一方、11月英ネーションワイド住宅価格は前月比+0.2%と予想外の大幅上昇となっている。

 ドル円は150円台前半での取引。東京市場では149.51近辺から150.75近辺まで上伸。先週末の植田日銀総裁発言報道が12月利上げを想起させたが、149円台半ばで下げ止まり、買戻しを誘っていた。しかし、ロンドン時間に入るとユーロ円の下落とともに150円付近まで反落した。

 ユーロドルは1.05台前半での取引。東京朝方の1.0589近辺を高値に、売りが継続した。ロンドン序盤には1.0496近辺まで安値を広げている。その後はやや買い戻されているが1.05台前半までの動きにとどまっている。ユーロ円はロンドン朝方につけた158.64近辺を高値に、一時157.59近辺まで下落。その後の戻りも158円台では上値を抑えられている。対ポンドでもユーロ売りが優勢。仏政情不安がユーロ売り圧力となっている。

 ポンドドルは1.27台前半での取引。東京朝方の1.2747近辺を高値に、ドル買いに押されて1.26台に軟化した。ロンドン序盤には一時1.2679近辺まで下落。しかし、その後は買戻しが入り1.27台を回復している。ポンド円は190.26から191.29までのレンジで売買が交錯している。総じて方向感に欠ける取引が続いている。ユーロポンドは軟調。東京朝方の0.8315近辺からロンドン市場では0.8270近辺まで下押しされている。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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