方向性に欠ける揉み合い、ドル円156円台後半 明日の米雇用統計を意識=ロンドン為替概況
方向性に欠ける揉み合い、ドル円156円台後半 明日の米雇用統計を意識=ロンドン為替概況
ロンドン市場では、全般に方向性に欠ける揉み合いが続いている。ドル円は東京市場での上昇局面で157円を付け切れず反落。ロンドン序盤には156円台半ば割れまで軟化した。しかし、その後は買い戻されており、前日NY終値156.76付近での取引に落ち着いた。ユーロ円は183円台前半から182円台後半、ポンド円は211円台乗せ水準から210円台前半で振幅している。ロンドン時間に限ると、やや円安方向に戻している。ユーロ対ポンドではユーロ買いが優勢。ユーロ圏失業率が6.3%と予想外に6.4%から低下、ユーロ圏消費者信頼感確報値が珍しく上方改定されていた。ECB物価予測は特段の変化は見られず安定、英DMPインフレ予想は若干低下した。ユーロドルは1.16台後半で十数ポイントの値動きに膠着。ポンドドルは1.34台後半から前半へと軟調に推移も、足元下げ渋りとなっている。全般的なムードは、ベネズエラ関連の相場変動は一服し、明日の米雇用統計待ちとなってきているようだ。
ドル円は156円台後半での取引。東京午前に156.95付近まで買われたが、157円は付け切れず反落。市場では157.00に35億ドル規模の極めて大きなオプション期限設定が観測されている。その後の下げはロンドン序盤にかけての156.46付近まで。足元では156.70-80レベルと前日NY終値付近に戻している。
ユーロドルは1.16台後半での揉み合い。本日これまでのレンジは1.1669から1.1683までと限定的。ユーロ円はドル円とともに振幅。東京午前の183.25付近を高値に、ロンドン序盤には182.72付近まで下落。その後は183円台を回復している。対ポンドではユーロがじり高となっている。ユーロ圏消費者信頼感確報値が上方改定され、同失業率も予想外に若干の低下となっていた。
ポンドドルは1.34台半ばでの取引。東京午後に1.3466付近まで上昇したあとは、売りに押されている。ロンドン序盤には安値を1.3432付近に広げた。その後は下げ一服となっている。ポンド円は東京午前の211.16付近を高値に下落、ロンドン序盤には210.31付近に安値を更新した。その後は210.80付近へと買い戻されている。ユーロポンドは0.8672から0.8691までじり高の動きとなっている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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