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【これからの見通し】米国に視線集まる、トランプ関税、次期米財務長官など

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【これからの見通し】米国に視線集まる、トランプ関税、次期米財務長官など

 東京市場では日経平均が反落している。トランプ次期大統領が「中国に追加で10%、メキシコとカナダに25%の関税を課す」とSNSで約束したことがリスク回避の動きにつながっている。円高とともにドル高に反応した。ただ、足元では上海株、香港株はともにかろうじてプラス圏で推移している。

 昨日は米次期財務長官としてベッセント氏をトランプ氏が指名と報じられた。金融業界では高名なヘッジファンド創業者とあって、市場はこれを歓迎。米株式市場は堅調に推移した。金融政策についての安定志向の姿勢が期待されていた。

 米国をめぐる材料で市場のムードは目まぐるしく変化している。新規材料には今後も敏感に反応しそうだ。欧州・ロンドン市場でのリスク動向をチェックしたいところだ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、比較的注目度が低い。香港貿易収支(10月)、ブラジル拡大消費者物価指数(IPCA)(11月)、米住宅価格指数(9月・第3四半期)、米S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(9月)、米新築住宅販売件数(10月)、米リッチモンド連銀製造業指数(11月)など。

 発言イベント関連ではNY後半に 米FOMC議事録(11月6日-7日開催分)が公表される。好調な米経済状況を背景に利下げを急がない姿勢が示される公算が高い。CMEフェドウォッチでは、12月の利下げを56%程度、据え置きを44%程度としている状況だ。米国関連では 米5年債(700億ドル)、2年変動利付債(280億ドル)などの入札も実施される。

 このあとの欧州・ロンドン市場ではECB当局者らの発言機会が相次ぐ。ビルロワドガロー仏中銀総裁、センテノ・ポルトガル中銀総裁、レーン・フィンランド中銀総裁、ミュラー・エストニア中銀総裁、カザークス・ラトビア中銀総裁など。先週もECB関連の発言は多かった。新たな材料とはなりにくいだろう。その他の中銀では、メンデス加中銀副総裁が金融政策関連の講演を行う。ピル英中銀チーフエコノミストが貴族院経済問題委員会に出席する。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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