午後は円全面高、ドル円は153円割れに沈む=東京為替概況
午後は円全面高、ドル円は153円割れに沈む=東京為替概況
東京午後は円全面高。ドル円は、午前に153円台前半から半ばでもみ合ったあと、午後は円高に振れ、一時152.75付近まで下落した。きょうまで開催された日銀金融政策決定会合では、政策金利は市場予想通り据え置かれた。ただ、展望レポートで2025年度の物価見通しについて「上振れリスクの方が大きい」との記載があったことなどから、日銀による追加利上げ観測が強まり、円が買われた。下げ一服後は、いったん153円台を回復する場面があったものの、戻りは限定的。日本時間午後3時30分からの植田日銀総裁の会見を前に、再び152円台後半まで下落している。
クロス円も午後に円高に振れ、ユーロ円は午後に165.76付近まで、ポンド円は197.88付近まで水準を切り下げた。
ユーロドルは1.08台半ばの狭いレンジで推移し、朝から16ポイントにとどまった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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