午後は落ち着いた動き、米FOMCを控えて=東京為替概況
午後は落ち着いた動き、米FOMCを控えて=東京為替概況
東京終盤のドル円は落ち着いた動き。きょうから開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、朝から方向性の定まらない展開となった。ドル円は、前日の海外市場で139円半ばまで下げた後、140円台後半まで戻して東京朝を迎えると、一時141.23付近まで上昇した。その後は一転して140.32付近まで下落したが、午後は下げ渋り、140円半ばから後半で小動きとなった。きょう日本時間午後9時30分に8月の米小売売上高の発表を控え、徐々に様子見ムードが広がっている。
17日、18日に開催される米FOMCでは、利下げ幅を巡って0.25%と0.50%で市場予想が割れている。また、今回は政策金利見通し(SEP)にてドットチャートも発表されることから、今後の利下げペースにも関心が集まっている。
ユーロ円は、ドル円同様に朝方につけた高値157.10付近から156.15付近まで下落したあと、前日終値付近で推移した。ポンド円も午後は185円台後半で小幅な値動きにどまった。
ユーロドルは朝から11ポイントレンジにとどまり、1.1120台を中心に小動きとなった。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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