【本日の見通し】週後半のジャクソンホール会議睨む
【本日の見通し】週後半のジャクソンホール会議睨む
今週は22日から24日に開催されるカンザスシティ連銀主催年次経済フォーラム「ジャクソンホール会議」に注目が集まっている。23日現地時間10時、日本時間23時よりパウエル議長が講演を行うことが発表されている(その他の詳しいプログラムは例年通り22日開催時に発表)。
9月の利下げ開始を確実視も、一時広がっていた大幅利下げ懸念が後退しており、今後の姿勢に注目が集まる中での重要イベントだけに、市場の注目はジャクソンホールに集まっている。それ以外に注目される材料としては植田日銀総裁が23日に国会に呼ばれており、今回の利上げ及び今後の姿勢についての発言を行うとみられることから、こちらも注目されている。
今週は目立った指標発表がないことから、週前半は様子見ムードが広がりそう。ドル高円安も先週末に一服しており、次の方向性をにらみつつの展開が見込まれる。今日に関しては147円台から148円台前半にかけてのレンジ取引が見込まれるところ。
ユーロドルは1.10台前半推移が続くか。ユーロ円などクロス円は基本的にドル円に準じた動き。先週末ダウ平均が4日続伸と堅調さを維持しており、下値はしっかりか。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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