ドル円、買い戻しが強まり150円台に戻す=NY為替序盤
きょうのドル円はNY時間にかけて買い戻しが強まっており、150円台に戻している。前日の日米の金融政策の発表を受けてドル売り・円買いが強まり、ドル円は本日の東京時間に一時148.50円近辺まで下落していた。
これまでの円安の流れが一旦終了との見方が市場に広まっており、円ショート勢の手仕舞いが加速した格好。しかし、急速な動きでもあったことから、短期筋が値ごろ感の押し目買いを入れているものと思われる。本格的に上値を再度追う動きでは無さそうだ。
また、欧州通貨が軟調な動きをしており、ドル自体が買われていることもドル円の買い戻しに繋がっているのかもしれない。200日線が本日151.60円付近に来ているが、目先の戻りターゲットとして意識される。ただ、その水準に接近すると戻り待ちの売りも増えそうで、慎重なアプローチになりそうだ。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
1日(木)
現行付近にはなし
2日(金)
151.41 (20.2億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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