ドル円155.09円まで下落、JPモルガンは7月利上げを予想 中国株安でリスク回避の円買いも
ドル円155.09円まで下落、JPモルガンは7月利上げを予想 中国株安でリスク回避の円買いも
円買いが加速。ドル円は155.09円まで下落、6月5日以来の安値。月末の日銀会合への警戒感が高まっている。ドル円は3月半ば以降で初めて100日移動平均線を下回った。ドル円1週間物ボラティリティは12.7%にまで急上昇、5月上旬以来の高水準。
河野デジタル相や茂木幹事長の日銀に関する発言を受け、政府からの圧力で日銀が7月末の会合で追加利上げに踏み切るとの見方が広まりつつある。米JPモルガンは日銀が7月に15bp引き上げ政策金利を0.25%にすると予想している。
また米ハイテク企業決算内容が嫌気されており時間外で米株が軟調なほか、上海株が5カ月ぶりに2900ポイント台を割り込むなどしており、リスク回避の円買いも見られる。ポンド円は200円台割れ、ユーロ円は1円以上の下げ。豪ドル円は102.30円台。
執筆者 : MINKABU PRESS
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