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アジア株 上海株は5日続落、元安止まらず 台湾株は大幅続落、米エヌビディアに振り回される週

株式 

アジア株 上海株は5日続落、元安止まらず 台湾株は大幅続落、米エヌビディアに振り回される週

東京時間11:02現在
香港ハンセン指数   18190.57(+162.86 +0.90%)
中国上海総合指数  2961.00(-2.10 -0.07%)
台湾加権指数     22589.75(-223.95 -1.09%)
韓国総合株価指数  2775.64(+10.91 +0.39%)
豪ASX200指数    7801.00(+67.31 +0.87%)

アジア株はまちまち。

香港株は反発、きのう1週間ぶり安値をつけたことから値ごろ感で買い戻されている。旅行や小売、航空、カジノ、アパレルが上昇。アリババや美団、テンセントホールディングス、バイドゥなどハイテク関連の一角も買い戻されている。

上海株は5営業日続落、中国市場に悲観ムードが漂っている。ただ、約4カ月ぶり安値圏にあることから値ごろ感の買い戻しも見られる。長引く不動産不況や西側諸国との関係悪化、元安進行が懸念されている。

米国EUに続きカナダも中国の電気自動車に関税を課すことを検討している。また、米国が中国通信会社の中国移動と中国電信、中国聯通の3社を調査しているとも伝わっている。中国通信事業者3社が米国のクラウドを通じて米国のデータを中国に提供している恐れがあると、情報筋の話としてロイターが報じた。中国人民銀行は25日、元の中心レートを1ドル=7.1225元と昨年11月以来のドル高・元安方向に設定した。

きょう開幕した夏季ダボス会議で中国首相が中国経済の打開策について話す見通しとなっているほか、中国全人代常務委員会も開かれることから、さらなる景気支援策への期待感が広がっている。ただ、期待外れな内容となれば中国株はさらに下落する恐れがある。

台湾株は大幅続落、米エヌビディア株に振り回される週か。26日のエヌビディア株主総会では大きな発表はないと思われるが、CEOがAI時代における自社の強みをアピールする可能性がある。ただ、エヌビディア株はこの数日は調整売りに押されており、きのうは6%超安と、この2カ月で最大の下げとなった。エヌビディア株の下げを嫌気して台湾市場では半導体を中心にハイテク株が大幅安となっている。TSMCは0.9%安と続落。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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