大規模な為替介入を繰り返さないとの見方も=NY為替
きょうの為替市場はドル売りが優勢となる中、ドル円は156円台に値を落としており、一時156.60円付近まで下落。この日発表のPCEデフレータがインフレの鈍化期待を示したことで、米国債利回りも低下しており、ドル円は売りが優勢となっている。
本日は財務省が4、5月の外国為替平衡操作を発表し、為替介入が総額9兆7885億円と過去最高となった。日銀の当座預金残からの推計9.4兆円よりは若干多かったが、ほぼ予想範囲内で10兆円を超えなかったこともあり、ドル円の反応は限定的だった。ただ、上値での介入警戒感は根強くある。
ただ、この発表を受けてストラテジストからは、財務省は最近実施したような大規模な為替介入は繰り返さないだろうとの見方が出ている。為替介入が外貨準備の5%近くに迫っており、この規模の介入を毎月繰り返すのは難しいという。
USD/JPY 156.90 EUR/JPY 170.36
GBP/JPY 199.84 AUD/JPY 104.32
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。