アジア株 総じて下落、香港株は大幅続落
東京時間17:52現在
香港ハンセン指数 18868.71(-326.89 -1.70%)
中国上海総合指数 3116.39(-42.15 -1.33%)
台湾加権指数 21607.43(+55.60 +0.26%)
韓国総合株価指数 2721.81(-1.65 -0.06%)
豪ASX200指数 7811.80(-36.33 -0.46%)
インドSENSEX30種 75138.13(+917.07 +1.24%)
23日のアジア株は総じて下落。FOMC議事要旨が市場の想定よりもややタカ派的な内容で、米国での利下げ観測の後退などがアジア株の重石となった。上海株も香港株も1%超の下落した。米中対立への警戒感などが圧迫要因となった。台湾株は小幅続伸。米エヌビディアの好決算などを受けて、ハイテク関連株を中心に堅調な動きを見せ、連日で最高値を更新した。
上海総合指数は大幅反落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、酒造会社の貴州茅臺酒、化学品メーカーの万華化学集団、調味料メーカーの佛山市海天調味食品が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続落。インターネット・サービス会社の網易、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディング、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)、多角経営企業の新世界発展(ニューワールド・ディベロップメント)、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)が売られた。
豪ASX200指数は続落。医薬品メーカーのCSL、会計システム会社のゼロが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが売られた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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